詳解 システムパフォーマンスを読む㉑

P.67あたりから

 

キャパシティプランニング

 リソースの限界

  手順

   1.サーバへの要求ペースを計測し、時系列的にモニタリングする

   2.HW/SWリソースの使用状況を計測し、時系列的にモニタリングする

   3.利用しているリソースによってサーバ要求を表現する

   4.各リソースの限界を使い切るサーバ要求の数を外挿法で推定する

 

 要素分析

  限られた回数で妥当なコストかつ性能のある組み合わせを確認する方法

   各リソースMAXで組んだ場合のパフォーマンスを測定し、その後メモリやCPUなど一つずつダウングレードしたものを利用していく

   結果、各測定結果はMAXのものから減るはずだが、その減り具合とリソースのコストを勘案して最適な組み合わせを決める

 

統計

 パフォーマンスの定量

  観察による定量化と実験による定量化がある

 平均

  幾何平均、調和平均、時間平均、減衰平均

 変動係数

  データのばらつき具合

 外れ値

  見逃すと重大なパフォーマンス問題を引き起こす可能性があるが、見つけにくい場合がある

 

ビジュアライゼーション

 色々な表現方法

  折れ線グラフ…非常に一般的なグラフ

  散布図…外れ値を含むすべてのデータの可視化が可能

  ヒートマップ…散布図よりくっつきあうデータが可視化されやすい

  表面プロット…3次元のプロット

 

これで2章、メソドロジの章は終わり。