サーバ構築を基礎から学びなおす-サーバーのアーキテクチャ①

前回の続き

 

◆サーバーのアーキテクチャ

・ストレージ管理システム

 DAS:Direct Attached Storage

  サーバに直接接続(SATA, SAS, SCSI)、ローカルディスク

 NAS:Network Attached Storage

  ネットワークに接続、サーバは共有ディスクと認識

 SAN:Storage Area Network

  サーバに直接接続またはネットワーク経由で接続(FC-SAN, iSCSI, FCoE)

  TCP/IPとは違ったプロトコルで通信する

 

・色々なサーバ形態

 タワー型:昔からあるデスクトップPCの形

  →ラックマウント型:ラックに複数のサーバを接続、リソース別々、電源別々

   →ブレード型:リソース共有型、電源やHDDを1か所に集約

    →仮想サーバ:1台の物理サーバ上に複数台の仮想サーバを設置可能

 

・仮想化の種類

 ホスト型仮想化システム

  →ホストOSの上で、1システムとしてHWエミュレータとその上にゲストOSを搭載するパターン、資源の観点で非効率

 ハイパーバイザー型仮想化システム

  →物理HWの上にハイパーバイザがあり、その上に直でゲストOSを搭載できる

 

・仮想スイッチ

 複数の仮想サーバを仮想スイッチで接続できる

 仮想サーバ同士を閉域網で閉じることができたり、仮想スイッチを物理スイッチに接続してインターネットへ出ることが可能

 

以上