長期金利とハイグロ株

米国株式投資で、10年債の長期金利の数値はとても大事です。

基本的に金利が下がれば株式投資にとって追い風、逆に上がれば株式投資にとって向かい風です。

 

普通に考えれば、金利が上がればその分ノーリスクでお金が増えるので、

その分上がるか下がるかわからない株式投資からはお金が減っていく、という話だったはずです。

 

で、特に長期金利が上がるとハイグロース株が危ない、と言われるんですが、

正直ハイグロースがなぜ狙い撃ちになるかよくわかっていませんでした。

調べてみると、以下の記事が。

 

manetatsu.com

 

グロース株は、利益の還元よりも自己の成長に重きを置いています。

短期的な利益を度外視して、より長期的に大きな成長を目指します。

よって、グロース株の株価は、現在の価値というよりは、未来の成長を見越した価値でつけられていると考えます。

 

その数年先に価値を見出す中で、金利が上昇するとその分確実にもらえるお金の額が増え、

実質的に現在の株価の価値が下落します。

 

これが、どうやらグロース株が金利に直に効く理由らしいです。

ハイグロ株を持っている場合は、現時点の株価が将来のある程度の利益まで見込んでいると考える必要がありますね。

すなわち、将来的な価値が下がるような想定外の状況(=悪い決算など)になれば、

即離脱するというのはこういう理由なんですかね。

 

ちょっと賢くなったかも?

 

以上。