サーバ構築を基礎から学びなおす-ネットワーク③
前回の続き
◆ネットワーク
・VLAN間のルーティングについて
VLANはL2SWのNWを分離するために作られたが、分離したままでは通信できない
→これらを束ねられるようにL3SWが登場
L3SWはL2SW+Routingの機能を持たせるために後から作られたものである
L2SWの特定ポートにL3SWを接続して設定することで、NWをつなげる
※ルータでも物理ポートに複数線を用いることで同様のことができるが、接続するNW数が増えると物理ポートもそれだけ必要になるため無理が出る
・ポートの種類
アクセスポート
→ただ一つのVLANに所属するポート、タグが不要となる
PCなどの単体のデバイスにつながる
トランクポート
→複数のVLANが通信できるポートで、複数のVLANに属する
ポートからフレームを送信する際に、VLANタグを付与する
スイッチ同士やスイッチとルータなど、ネットワーク機器を接続する
※今更だけど
VLANは同一NWを複数NWに分離するが、分離する際にはタグを用いて仮想的に分離している
・タグ付与について
タグ付与にはIEEE 802.1Qという名前がついている(dot 1 Q)
IEEE 802.1Qでつながれた送信元でタグが付与され、送信先でタグが取り除かれる
以上