詳解 システムパフォーマンスを読む⑰

↓前回分

syachineko.hatenablog.com

 

P.53あたりから

 

イベントトレーシング

 システムが処理する色々なイベント個々に集計して分析する

 入力、時間、結果という内容を含んだイベントトレーシングの情報を確認することで、パフォーマンス問題を確認できることがある

 

ベースライン統計

 現在のパフォーマンスが正常かどうか判断する材料として、過去からのベースラインを保持しておくことがあげられる

 

静的パフォーマンスチューニング

 動的なチューニングと異なり、負荷をかけていない状況で確認を行う

 すべてのコンポーネントを順に処理して以下をチェックする

  このコンポーネントには意味がある?

  構成は想定の通り意味がある形?

  エラーは起きている?

 

 以下のような問題が見つかる可能性がある

  RAID内の壊れたディスク

  利用しているソフトウェアやミドルウェアのバージョンが低い

  別用途のサーバ構成になっている

 

 問題は簡単に見つかるが、静的パフォーマンス分析を行うことを忘れないことが大事

 

以上。