詳解 システムパフォーマンスを読む⑱
↓前回分
キャッシュチューニング
キャッシュレベルのチューニングで有効な戦略
なるべく処理が実行される場所に位置でキャッシュを保持する
キャッシュが有効となっており、正しく動作していることを確認する
キャッシュヒット率とキャッシュミス率をチェックする
キャッシュサイズが動的に変わる場合、現在のサイズをチェックする
ワークロードに合わせてキャッシュをチューニングする
逆にキャッシュに合わせてワークロードをチューニングする
マイクロベンチマーキング
単純かつ人工的なワークロードのパフォーマンス検査手法
ターゲット例)
システムコールにかかる時間:fork(), exec(), open(), read(), close()
ファイルシステムからの読み出し:1Byte~1MBまで読み出しサイズを変更しながら、キャッシュされたファイルから読み出しを行う
ネットワークスループット:ソケットバッファサイズを変えながら、TCP端点間でデータ転送を行う
以上。