5Gの本を読んでみる⑩

前回の続きです

4Gから5Gになると、解放というキーワードが出されました
この意味としては、移動体通信の対象がスマホからそれ以外のあらゆるモノに対して広がっていく、ということだそうです
5Gと言えば超低遅延、超大容量、超多接続が挙げられます
そのうちユーザの持つスマホでは、
すでに映画も見れてるし(=大容量これ以上いる?)、
応答速度もある程度はできてるし(=低遅延これ以上いる?)、といった状況です
このあたりは、表向き市場へのメッセージ的要素がある、というのはしっくりきました

で、本題はIoTです
多くのセンサーで通信ができるようになることで、
今まで不可能だったあらゆるモノ同士がつながってやり取りすることができるようになります
超低遅延で複数センサーを多接続通信させることで、
遠隔医療や自動運転など、あらゆる場面でメリットが出てくるというものです

そのための工夫として、
さらに伝送効率を上げるべく高周波数帯を使ったり、
通信自体を効率化したり、
エッジコンピューティングで処理を端末側に寄せたりするということです

特に高周波数帯の基地局をどうやって広げていき、どうやって保守していくんでしょうか・・・
5G自体はすごく魅力的ですが、維持していくにはとても大変そうに聞こえます


続きます