詳解 システムパフォーマンスを読む⑤
前回の続き
P.17あたりから
モデル
テスト対象システム
テスト対象システムには何等かのワークロードが入力され、
副次的な影響を受けながらあるパフォーマンスを得ることになる
キューイングシステムとしてモデリングできる場合がある
キューイングシステム
入力がキューとして溜まり、サービスセンタに到達すると処理され、
その後出力され、それまでの時間が応答時間としてカウントされる
コンセプト
レイテンシ
前回の説明の通り、オペレーションが実行されるまでの待ち時間
ネットワーク接続で見ると、応答時間は接続遅延(レイテンシ)+データ転送時間と表せる
タイムスケール
1CPUサイクルは0.3[ns]だが、これを1秒としたときにあらゆる内容を比較できる
キャッシュアクセス:3秒~43秒
メインメモリアクセス:6分
SSD I/O:2~6日
HHD:1~12か月
Internet:4~19年
TCPパケット再送:105~317年
OS仮想化システムリブート:423年
HW仮想化システムリブート:4000年
物理システムリブート:32000年
以上